セカンドオピニオンとは！？

ーーーーーーーーーーーー
大規模修繕工事
セカンドオピニオンに期待！

首都圏を中心に、マンション管理組合を守るために、「セカンドオピニオン業務」をスタートした会社があります。それは、株式会社MRCという会社です。

https://mrc-archi.com/

すでに管理組合で、設計監理方式で工事を行うことを決定し、進めているものの、

工事内容が適切なのか、入札された工事金額は高すぎないかなどの悩みに対し、

「セカンドオピニオン」として、計画内容や工事金額の査定を行い、管理組合の不安を払拭するというもののようです。

セカンドオピニオンとは
ウィキペディアでは：よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」とあり、主に「医療」の分野で用いられる用語とあります。

患者が、検査や治療を受けるにあたって、主治医以外の医師に求めた「意見」、または「意見を求める行為」です。

全てを「一人の医師」に任せるという、「従来の医師と患者の関係」ではなく、より適した治療法を「患者自身」が選択していくべきという考え方に沿ったもののようです。

最近では、私のまわりでも、一定レベルの病気・不調の際には、一つの病院の検査結果及び治療方針だけでなく、もう一つの病院に診てもらう人が増えています。中には三つ四つの人も！！

医師がどれだけ正しい診断をしているのか比較したり、もっと他の治療方法がないのか探してみたり、一人の医師に言われるままではなく、患者である自身でも、他に調べてみるという、積極的な行動に感じます。

管理組合運営や大規模修繕工事にも
セカンドオピニオンは、まさに管理運営や大規模修繕工事にも、有効な手法ではないでしょうか。

・管理組合は素人の集まりであり、事業者側からの一つのやり方や意見をうのみにしてよいのか
・管理組合内で合意形成が必要なため、比較検討した複数の方法から選択した作業が説得力がある
・不適切コンサルや管理会社のキックバックなど、不誠実な行動も横行しており、大切な管理組合のお金をいかに有効に利用するかを模索する必要がある

など、

とかく視野が狭い管理組合にとって、俯瞰でものごとをとらえることは、とても重要なことだと思います。

セカンドオピニオン
前述のMRCは参考として、その他にどのようにセカンドオピニオンを探せばよいのでしょう。

まずは、以下の専門団体に相談にてみましょう。

・日本マンション管理士会連合会

・全国マンション管理組合連合会

・マンションリフォーム技術協会

・リニューアル技術開発協会

・建物診断設計事業協同組合

※これら団体を紹介したのは、行政や国土交通省や瑕疵保険法人とのつながりが多いことや、共同で国の補助事業活動を行うなど過去に様々な実績があるという理由からです。

場合によっては、他の団体や個社などに拡大してみて、自分たちとフィーリングが合う専門家にセカンドオピニオンになってもらうのも良いでしょう。

ーーーーーーーーーーーー