固定資産税が軽減されるかも！？

令和4年12月23日付、国土交通省によれば、

同日閣議決定された令和5年度税制改正の大綱において、

マンション長寿命化促進税制の創設が盛り込まれたとのこと。

関連サイト
https://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000225.html

報道発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001580048.pdf

（別紙）特例措置の創設
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001580049.pdf

一定の築年数が経過しているのに、

適切なメンテナンスを行っていないマンションが増えてしまうと、

外壁剥落や廃墟化など、

行政代執行に伴う行政負担が生じてしまうリスクがあります。

そこで、

(1)建物の適切なメンテナンスを行うこと

(2)メンテナンスできる修繕積立金の徴収

(3)長期修繕計画の整備等

これらを積極的に推進していくことが必要と判断し、本決定に至ったようです。

■要件

管理計画の認定を受けたマンション等で

長寿命化工事が実施された場合に、翌年の固定資産税（建物部分）が

軽減されるというものです。

■対象マンション

・築20年以上の総戸数10戸以上のマンション

・長寿命化工事を過去1回以上適切に実施

・長寿命化工事に必要な積立金を確保している

以上

マンションの適切なメンテナンスは、

今後ますます国や行政から求められると思います。

・管理計画認定制度の推進強化

・資産価値維持向上とつながるよう不動産業界と連携を図る

・今回のような優遇措置の創設

etc

ただし、私たちは、国や行政のためにマンションの管理運営をしているわけではありません。

快適かつ安全なマンション生活をおくるためですね！！

固定資産税軽減を受けるためではなく、

適切な管理運営や建物維持管理の中で、

結果として、何かしらのメリットが得られるという意識も必要ではないでしょうか。

今回の固定資産税軽減の話しをきっかけとして、

マンション内で、話し合う良い機会かもしれませんよー！

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