こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
大規模修繕工事の疑問ー①???
瑕疵保険の営業をしていた時、
修繕工事に関し、いくつか疑問がありました。
「なんで工事会社の保証があるのに瑕疵保険が必要なの?」
これは、管理組合理事が私にした質問です。
ごもっともだと思いました。
通常、工事会社は、
工事中・工事後の事故(工事に起因して第三者に
ケガや死亡をさせてしまう場合や事物を破損してしまう場合)の
損害賠償責任を負担する費用を賄うために加入する
損害保険(請負業者賠償責任保険、生産物賠償責任保険等)には加入しているものです。
これは、歴史が長く、
世の中の多くの損害保険会社が保険商品化しており、
保険代理店が熱心に営業をしまくったことが背景にあり
ほぼ一般的な工事会社は加入しています。
さらに、
一部の工事会社は事故が多く、
損害賠償責任を負担する費用を保険で賄うことが常態化
しているというのも大きな理由なんです。
なのに瑕疵保険には消極的な工事会社
事故と同じように、不可抗力だけど
工事完了後に一定数瑕疵は発生しています。
補修費用も安くはありません。数十万円~数千万円まで
下請け業者に瑕疵の補修を押し付ける工事会社も多いようです。
でも、それは本来の元請け業者の望ましい対応ではありませんね。
発注者に向き合って、
自ら費用負担をして自社で補修対応を適切に行う。
そのためには、補修費用の負担を賄うために
瑕疵保険への加入も必要ではないでしょうか。
保険法人の設計施工基準や一級建築士による
現場検査もあるので、
未然に瑕疵発生率を減らす役割もあるようですし。
そのために、
国土交通省が認可した保険制度ですし。。。
みなさんはどうお考えになりますか?
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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