マンション管理組合・参考情報「積立金の平均」

マンション管理新聞社は、

2021年1～3月に流通した東京都内の

既存分譲マンション7426戸を対象に、

管理費・修繕積立金の設定額等を調査しました。

平均管理費は、1万4,815円

2020年下半期に、

都内で供給された新築物件の平均管理費と比べると、

6,265円低い金額です。

1㎡当りの単価は237円

平均修繕積立金は、1万2,122円

1㎡当りでは194円。過去最高を記録しました

調査対象を築年別に分類すると、

平均管理費は「築5年未満」が1万9,225円、

平均修繕積立金は「築10～20年」が1万4,906円で

最も高かったとのこと。

1㎡当りの管理費の最高値は「築5年未満」で299円。

1㎡当りの積立金は「築50年以上」が221円で最高。

「築30～40年」が、210円で続きましたが

その差は11円あります。

以上

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以下は、私見です。

既存マンションの管理費・積立金データが公表されますが、

「高ければいい」というものではないと思っています。

大切なのは、今後、管理や修繕をしていくのに、

必要なお金を適正に集められているかです。

それは、各マンションごとに金額が違います。

●どういう管理内容にするのか

●どれだけ建物が劣化しているのか

●今後、どういうマンション管理や建物維持管理をしたいのか

これらに必要な費用が、各住戸別に反映されたものが

適正な管理費、修繕積立金です。

公表されたデータを参考としつつ、

まずは、皆さんのマンションの適正な管理費、修繕積立金を

積算してみることが大切ではないでしょうか。

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