コロナ禍が長期化で倒産増加！

新型コロナウィルス禍で打撃を

受けた企業を支えてきた「ゼロゼロ融資（実質無利子・無担保融資）」。

ここにきて、融資を受けたにもかかわらず

倒産する事例が増えています。

感染拡大が長期化して

収益を回復できないからです。

ゾンビ企業も

本来は融資を受ける資格のない不採算の企業、

いわゆるゾンビ企業も含まれているようです。

金融機関側が比較的緩い審査条件で

ゾンビ企業にまで融資していたことが影響しています。

そんなことが浮き彫りになり制度にひずみが生じ始めています。

ゼロゼロ融資とは

コロナ禍で売り上げが減った中小企業で、

条件を満たしていれば、

最大3億円の融資を実質無利子・無担保で受けられる制度です。

最長5年まで元本の返済を猶予されるのです。

中小企業庁によると、

今年9月まで、約245万件、総額42兆円の融資が行われました。

今夏以降に倒産増加に！

民間金融機関は昨年3月末、政府系も今年9月末に

ゼロゼロ融資の受け付けを終了したことが

影響しているようです。

批判も増加

「本来であれば、市場から退出すべきゾンビ企業を延命させた。」

との批判が増加しています。

というのも、

ゼロゼロ融資は企業からすれば、異例の好条件で

本来の返済能力を超えた額のお金を借りることができてしまうからです。

返済が滞り損失が出た場合、その一部が都道府県を通じて

国の財政で穴埋めされる。つまり最終的に国民の負担となるのです。

国のサポートの財源＝国民の負担

補助金、新しい制度他

私たちはいろんな制度に助けられています。

その実、日々国民の負担は増加し続けています。

様々な施策について、その必要性や運用に対し

国民が目を光らせないと結果的に自分たちに負担がのしかかってくるのです。

私ももっと真剣に見極めていきたいと思います！

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