こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
20年度比47.9%増・5798億円!!
管理組合発注工事リフォーム・リニューアル調査
国土交通省は2021年度受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を公表しました。
対象は建設業許可業者5000社。
21年度の住宅工事受注高3兆7477億円のうち
管理組合発注は5798億円(20年度比47.9%増)。
工事目的別受注件数は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が142万5190件でトップ。
2位は「省エネルギー対策」で5万1016件。
3位は「高齢者・身体障碍者対応」が2万3081件。
21年度全体の共同住宅にかかる受注高は1兆6425億円。
共用部分7764億円で、専有・専用部分6075億円、共用・専有・専用全部2586億円。
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既存マンションの工事市場は年々増加傾向となる見込み。
一方で、先日ブログで紹介した
建設業就業者の減少は確実に進んでいきます。
技術力のある建設業就業者が高齢化で減少し、
若手の就業者が全く増加していかない状態です。
このままでは、
大規模修繕工事を予定している管理組合どおしで
施工業者の奪い合いとなり、
工事費の吊り上げ合戦が起こりかねません。
技術力・施工品質の低下が、
低品質な既存マンションを増加させてしまう危険性があります。
増大する管理組合発注工事に対し、
早急に適正な建設業就労者を増加させることが
国や業界に求められています。
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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