GW5/1の雑感コラム「性悪説~」

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こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。

GW5/1の雑感コラムです~

柴犬横顔

※写真は参考写真です。柴犬・太郎くんではありません。

「性悪説~」

昨日の夕方、

柴犬・太郎くんの散歩をしていたら、

十字路周辺に警察官と、

松葉杖をついた初老のご婦人他、数名が

現場検証らしきことをしていたので、

つい、野次馬根性で、

その付近にいた、おまわりさんに質問してしまいました。

話しでは、数時間前に、この十字路で

自転車に乗ったご婦人が、一時停止違反の普通乗用車にひかれ(運良く、軽く接触した程度だったそう)

足を骨折してしまったとのことでした。

さらに、

死亡事故や、重傷事故にならない

交通事故は日常茶飯事とのこと。

また、一時停止違反や、信号無視、

よそ見、スマホに夢中など、運転手の不注意がほとんど。

おまわりさんが言うには、

日本人は被害者も注意不足だと。

海外では、性悪説で物事をとらえているので、

歩行者などは、「車は一時停止だからといって停止などしない、信号無視はあたりまえだ。」など、

いつでも、相手を疑って、被害者になり得ると、自ら注意している。

でも、日本人は性善説で、

人を信用しすぎているので、「信号無視などしないだろう」「万が一なんて、無いだろう」と、

疑うことをせず、注意散漫で歩行・通行をしている。と

私たちは、もっと性悪説で

物事をとらえないといけないのではないか。と、

考えさせられた出来事でした。

確かに、外国人の性悪説を調べてみると、

契約を締結する時も、万が一相手が契約違反などをする可能性があると疑って、契約条項として、考えられるだけ契約書に記載します。

それは、相手に違約された時に、被害者として、損害賠償請求ができるように、契約書面を作成するようです。

これからは、私たちも、もっと性悪説を上手に活用して、

万が一に備える必要があるのかもしれません。

例えば以下のように

・前述のような自動車の運転に注意する。青信号でも、一時停止でも、横断歩道でも。車が止まったのを確認する。

一度ではなく、危険な場所は、車などの存在を意識しながら歩行・通行するなど

・家や携帯に電話をかけてきた人のことを簡単に信用しない。(営業の電話、詐欺の電話他)

①メモを取る、②落ち着いてからかけなおす、③行動する前に知人に相談する など

・大規模修繕工事の発注をするとき、設計事務所・施工業者などを100%信用せず、万が一のことも想定して契約締結する。

契約書には、万が一、契約の相手が、契約違反をした時のことを、考えられるだけ記載して、違約条項を書面に残す。

さらに、損害賠償を相手にしっかり補償してもらえるように、関連保険・保証制度(賠償責任保険、瑕疵保険、完成保証他)に加入・申込してもらう。

考えられる違約例:倒産、施工ミス、手抜き、契約違反、バックマージン、不適切コンサルなど

・マンション管理会社経由で発注している内容なども、丸投げするのはやめましょう。

発注金額が高すぎないか、発注内容が本当に必要なことなのか、品質が悪くないかなど、管理組合が自ら、しっかり発注内容を確認し、見積もり比較するなどしましょう。

そして、前項同様に「簡単な発注書」だけでなく、「発注内容の詳細」や「違約条項」が記載された「業務委託契約書などの書面」を作成してもらう。もちろん「詳細な見積書」も添付する。

etc。。。

「全ての行動や判断の結果は、仮に、加害者や相手が悪くても、被害をうけて損害を被るのは、常に自分なのだから。」


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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
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