午後の休憩コラム「生きてるだけで、まるもうけ～」

「生きてるだけで、まるもうけ～」
みんな繋がっているーーー！の巻

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、読んでみてください～

歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書「サピエンス全史（上・下）」は、世界中で1200万部にもなる大ベストセラーになった本です。

著書ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、数々の雑誌やTVで、「今後の人類の進むべき方向」について、インタビューを受けています。

彼が、一貫して語るテーマがあります。（以下、web解説から抜粋します。）

「『認知革命』によって大きな発展を遂げ、地球上に君臨した人類（サピエンス）だが、それで幸せになったのか？」です。

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《解説》認知革命とは：チンパンジーがするようなハグやふれ合い、毛づくろいなどで、関係を築くのは数人～数十人が限界でした。また、動物本来の闘争本能で、争うことなく互いに協力して生きることは不可能でした。しかし、人類は、虚構（神話）を信じ、語ることで、数十人よりはるかに多くの面識のない人まで、同じ神話を信じ、同じ方向に向けて協力して、争うことなく生きることができるようになったのです。虚構は容易に入れ替えることができ、例えば、巨大な帝国も作り上げました。共通の神話や、ハムラビ法典などの法律を、文字の発明も後押しし、多くの人に伝えることができたのです。このように人類は、見ず知らずの人と協力する体制を作り上げていったのです。特に大きな3つは、国、宗教、お金でした。この人類独自の要素が今の世界を作り上げたのです。
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現代人の多くは、遠い過去250万年も続けた狩猟採集生活よりも、豊かで健康な生活をしている現代のほうが幸せだと思っているでしょう。

でも、「私は幸せだ。」と、本心から満足して生きている現代人は、どれだけいるでしょうか。とても、少ないのではないでしょうか。

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貧乏な人にとって、生活ができるようになるまでは、お金が幸せをもたらしてくれます。

ところが、生活ができるようになると、お金の喜びは消えて、もっと違うものを求めるようになって、どんどん欲望は拡大していきます。

そして、どこまで行っても、幸せにはたどりつけません。これが、現代人の実態です。

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他の種ではできない、人間（サピエンス）だからでき得た、人類繁栄の最大の要因「認知革命」を進めてきたものの、結果として、他の種と同じように「自らの欲求」を抑えられなくなってしまった人間。

これから、どこに向かって行くのか！?と、著書は、私たちに投げかけています。

こうして、サピエンス全史の結論は、こうなります。（ユヴァル・ノア・ハラリ／サピエンス全史より）
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不幸にも、サピエンスによる地球支配はこれまで、私たちが誇れるようなものを、ほとんど生み出していない。

私たちは、環境を征服し、食物の生産量を増やし、都市を築き、広大な貿易ネットワークを作り上げた。

だが、世の中の苦しみを減らしただろうか？

人間の力は大幅に増したが、個々の人間（サピエンス）の幸福は必ずしも増進しなかったし、他の動物たちには甚大な災禍を招いた。

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以上

～私の思い～

現代では、地球温暖化や、世界各地の紛争、発展途上国の貧困などがある一方で、先進国では、とてつもない資産を持つ富裕層がいたり、たくさんのモノや食物が供給過剰でゴミになっています。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏が提言しているように、こういった地球全体の状況を考えれば、《地球や他国、他人に配慮した、限度あるつつましい社会活動が必要》だと思います。

そのために、

「自らの欲求」を減らし、今満ち足りていることを強く認識して生活する。

先人老子（紀元前6世紀）も、すでに警鐘として、「知足（ちそく）」意味：足りていることを知ること、欲張らないこと。と、その時代や後世の人々へ、説いていたのかもしれませんーーー
みんな繋がっているーーー

「安全で平穏に暮らせる」ことが、どれだけ「幸せ」なことなのか、改めて考えてみることが、大切なんだなーと思いました。

そうです！

生きているだけで、まるもうけーーーー！！みんな繋がっているーーー

PS：カムカムエヴリバディも、みんな繋がっているーーー、安子の時代に多くの人たちが大変な思いをして、生き続けたから、今ひなたがいて、安全で平穏な暮らしがある。だから、私達は感謝の気持ちを忘れず今を生き、次の世代へ、安全で平穏な暮らしを繋げなければいけませんね！
♯ 明日が楽しみーーー♬