家計の見直しで年間15万円節約!管理組合も実践できる経費削減術

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年間15万円の固定費削減に成功!ガス料金節約の秘訣

 

こんにちは、事務所が渋谷にある渋谷貴博です。

今回は、ガス料金の見直しで年間5万円から8万円を節約する方法についてお話しします。近年、新型コロナウイルス感染症の流行やウクライナ侵攻、円安など、世界的な出来事が私たちの生活に大きな影響を与えています。これに伴い、日用品やエネルギー料金など生活に欠かせないものの価格が急激に上昇し、多くの家庭で家計の負担が増しているのではないでしょうか。このような状況の中、少しでも生活費を抑えようと、さまざまな節約方法を試している方も多いと思います。

特に、光熱費の中でも割合が大きいガス料金は、見直すことで大きな効果が期待できる分野です。一般的には、以下のようなガス代節約方法が知られています。

  • 保温鍋を使う
  • 圧力鍋を活用する
  • 無駄なガスの使用を控える

これらの方法は確かに効果がないわけではありませんが、実際に節約できる金額は月に数十円から数百円程度であることがほとんどです。この程度では目に見える成果を感じることが難しく、節約を続けるモチベーションが下がってしまうこともあります。

そんな中でおすすめなのが、契約しているガス会社を見直すことです。

私が参考にしたのは、「もうダマされない!STOP!老後破産」というサイトです。このサイトでは、平成29年に始まった都市ガスの自由化により、私たちが自由にガス会社を選べるようになったことを活用して、ガス料金を大幅に節約する方法が詳しく解説されています。

《参考》もうダマされない!STOP!老後破産 「ガス料金節約 年5~8万安くなる【家計費光熱費節約に】H29~都市ガスも自由化」
https://stop-rougohasan.com/money/18147

私もこの記事を参考にしてガス会社を見直してみました。その結果、年間6万円もの節約に成功しました。この効果には本当に驚きましたが、ガス料金の見直しだけで終わらせるのはもったいないと思い、さらに他の節約にも挑戦することにしました。

ガス会社を変更して得られた節約効果をきっかけに、電気代や携帯電話料金、生命保険、自動車保険など、固定費全般を徹底的に見直しました。その結果、家計全体で予想以上の節約が実現しました。

まず、電気代については電力自由化によって多くの料金プランが登場しており、自宅に最適なプランに切り替えることで費用を大幅に削減しました。次に携帯電話は大手キャリアから格安SIMに乗り換えたことで、通信費が驚くほど減少しました。通信環境にも不満はなく、サービス内容にも十分満足しています。

また、生命保険、自動車保険、火災保険といった保障内容を見直すことで保険料の削減にも成功しました。ほとんど使用しなくなった固定電話を解約したことで月々の基本料金を減らし、さらにテレビやインターネットの契約を再検討することで、利用状況に合った無駄のないプランへ切り替えることができました。

こうした固定費の見直しを徹底的に行った結果、ガス料金の節約分を含めて年間15万円もの節約を実現しました。長年何の疑問も持たずに契約し続けてきた内容を見直すことで、これほど大きな効果が得られるとは思いませんでした。

契約の見直しで得られるメリットは非常に多いです。例えば、無駄な契約やオプションを見つけ出して削除することができたり、よりお得な契約先やプランに変更することで毎月の支払いが大幅に減少します。これにより家計全体にゆとりが生まれ、貯蓄や他の必要な出費に回すことが可能になります。

 

固定費削減は工夫次第

 

管理組合が主体となって行う経費削減の第一歩

 

これらの考え方は、個人の家計管理だけでなく、マンションの管理組合経費にも十分に応用できる内容です。管理組合が長期間にわたって契約内容を見直さずに放置している場合、無意識のうちに時代遅れの条件で契約を続けてしまい、高額な料金を支払い続けている可能性があります。たとえば、管理業務委託費や各種光熱費、エレベーターや共用部分のランニングコストなど、マンション全体の経費は細かく見直すことで大きな節約効果を生む可能性が高い項目です。このような状況は、私は「浦島太郎状態」と呼んでいます。つまり、時代の流れや市場の変化から取り残されてしまう状態です。

具体的な例として、管理業務委託費を挙げてみましょう。多くの管理組合が、設立当初から同じ管理会社と契約を結び、その条件を長年維持しています。しかし、市場環境は年々変化しており、新規参入業者や競争の激化により、同等以上のサービスをより低価格で提供する業者が増えています。これに気づかずに従来の契約を続けていると、無駄なコストがかかり続けることになります。

また、光熱費に関しても見直しの余地があります。電力自由化が進んだ現在では、多様な料金プランが提供されており、マンションの規模や使用状況に応じて最適なプランを選ぶことで、電気代やガス代を大幅に削減できる可能性があります。同様に、エレベーターの保守契約や修繕計画についても、新しい技術や市場の動向を取り入れることで、コストを抑える方法が見つかるかもしれません。

管理組合がこうした経費を見直す際、重要なのは「自ら主体的に行動する」ということです。管理会社に任せきりにするのではなく、管理組合自身が情報を収集し、複数の業者を比較検討することで、より公平で合理的な選択が可能になります。管理会社を通じて契約内容を見直す場合、その会社が提携している業者に限定されてしまい、管理会社にとって都合の良い条件しか提示されないケースがあるからです。こうしたリスクを回避するためにも、管理組合が積極的に市場調査を行い、より広い視点で選択肢を検討することが求められます。

管理組合の経費削減は、単に組合の運営費用を軽減するだけでなく、最終的には住民一人ひとりの管理費負担を軽くすることにもつながります。管理費が削減されれば、その分住民の家計にも余裕が生まれます。これは、マンション全体の住環境をより良いものにするための大きな第一歩です。さらに、経費削減の取り組みを通じて管理組合の意識が高まり、より効率的で透明性のある運営が可能になるという副次的なメリットも期待できます。

節約を成功させるためには、外部にアンテナを張り、積極的に情報を集め、さまざまな選択肢を比較する姿勢が欠かせません。「比較、比較、比較」を合言葉に、まずはできるところから取り組んでみてください。こうした取り組みの結果、管理組合の視野が広がり、これまで気づかなかった新しい発見やメリットが得られる可能性があります。管理組合のメンバー全員が経費削減の重要性を認識し、協力して取り組むことで、マンション全体の運営がより効率的で健全なものになるでしょう。最初は小さな一歩かもしれませんが、その積み重ねが大きな成果を生み出すはずです。

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