一歩踏み出す
元プロレスラー・政治家の
アントニオ猪木さんがお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
それでも前に進む、一歩踏み出す
猪木さんは、
どんなに苦しいことがあっても
「一歩踏み出せば、なんとかなる。人間は一足が道となり、自分や世界を変えていくことができる!」と、言い続けました。
亡く直前まで、病床の姿を動画で撮影させ、
「病床の姿も、苦しがっている姿も、ありのままをファンに見てもらう。」
「人間は話さなくても、何かしなくても、生きていることがメッセージなのかもしれない。」と、
人間とは、尊厳とは、について話していました。
それは、どんなときも一歩一歩を踏み出し続け、生きてきたからこその言葉なのでしょう。
「道」
「道」は有名な猪木さんの言葉ですが、
遠い道も、先が見えない道も、
一足、一足が道となり、前に進むことでしか見えないものがある。
「だから、あなたも前に進もう!!」と言っているような内容です。
管理組合、住民さんも一歩踏み出して前に進もう!!
いきなりですみません。。。
マンション管理組合理事会では、
いわゆる「守り」の姿勢が強い傾向があります。
経費削減、節約、無駄をなくす、トラブル防止、
クレーム対策、批判をうけたくない、と
積極的な施策を採用せず、「守り」となる、
チャレンジしない傾向が。
でも、そういった「守り」の姿勢のマンションは、
あえて厳しい言葉を使わせていただきますと
「座して死を待つ」の状態なのです。
建物のメンテナンスをして、人が住み続けていればそれでいいの?
マンションは、公共的な要素のある建物です。
多くの区分所有者が共有財産である、建物共有部分や管理費、修繕積立金などを有効活用し、個人のためでなく、区分所有者全員のために、適正な管理運営や建物維持保全を行うものです。
でも、私は思います。
適正な管理運営と建物維持保全だけでも、「何か足りない」と。
「何か」とは「愛情」
私ロマンチストなんですw
マンションで暮らす人、管理をする人、掃除をする人、修繕をする人など、マンションに関わる人々が、どれだけ「このマンションを大切にしたい」と思って関わって来たか。で、マンションの魅力が異なってくる、と本気で思っています。
建物(マンション)は、新築時が最高の状態で、それから劣化が進みます。
維持保全をしても、新築時には戻りません。
一方で、人が住み続け、そこで様々な人生のエッセンスが染み込むことで、
同じ地域の同じ鉄筋コンクリート造の建物でも、
その建物(敷地含む)が持つ魅力は全く違うものになるのです。
それはまるで、
大切に履き続けた革靴のように、
いつも手入れが行き届いた皮バッグのように。
新品時とは違うけど、とても味わい深い魅力が出てきますよね。
それは「愛情」をもって大切に使い続けてきたからです。
アンティーク、古着、ヴィンテージなど、
「愛情」をもって大切に使い続けてきたから「価値」あるモノになるのです。
一歩踏み出しましょう!
もし、マンションの資産価値を維持したり、向上させたりしたいのであれば、
今からでも遅くありません。「愛情」をそそいでください。
そして、そのために管理組合、住民さんみんなが、
一歩踏み出してみてくださいーー!
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
(一社)マンションあんしんセンター
https://mass.liblo.jp/
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