こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
中古マンションの資産価値は、住んでいる人や付加価値サービスによって差がつく!?日本経済新聞によると、
三井不動産は2023年に、同社の住宅購入者らを対象に、
居住する物件以外の、全国の賃貸物件やリゾート施設を
貸し出すサービスを開始します。
コロナ禍でワーケーション需要が伸びている
ことに応え、販売する物件の付加価値を高め
顧客層の拡大につなげる狙いがあるようです。
今、人々の働き方が大きく変わっています。
自然豊かな場所や観光地に住みながら
仕事がしたい人が増える一方、
繁忙期はオフィスに近い方が利便性が
高い面もあります。
三井不動産は、全国各地に物件を持つ強みをかして、
多様な暮らし方を提案し、顧客満足度を
高める狙いもあります。
このサービスは、
三井不動産の全国の賃貸物件の稼働率向上に
つなげる他、コロナ禍で低下したホテルや施設利用者の
増加も見込んでいるようです。
そのために、利用料を周辺価格より低めに設定するなど
利用しやすい条件にしていく見込みです。
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今回のニュースを見て、
マンションの付加価値サービスは、
これから、「マンションの資産価値向上に
つながっていく!!」と感じました。
つまり、付加価値サービスを
上手に利用継続していけるマンションは、
そのサービスを志向する居住者が多いマンションなわけで、
それはマンションの特性(個性)になり、
購入者が求めている「生活スタイル」とマッチするか、
の判断材料になる。
・全国のワーケーション施設利用サービス(そういう先進的な働き方をしている居住者が多いマンション)
・自然や農作業を地域・地方農家と提携しているマンション(都会派ではなく、自然志向の居住者が多いマンション)
・子供のための〇〇サービス(子育てに熱心な世帯が多いマンション)
・高齢者向けの○○サポートサービス(高齢者が多く、サポートサービスへの意識が高いマンション)
etc・・・
マンションに居住する人の傾向が各種サービスを生み出し、
それが「マンションの個性」となり、購入する人から評価される。
不動産(マンションも)の資産価値は「立地」が大きな要素です。
しかし、コロナ禍によって、
好立地(特に都心)に住まなくてもよくなったわけで
今後は、マンション独自の個性が「新しい要素」になっていく。
もちろん、こういった居住者の志向が揃うマンションは
少ないかもしれません。
だから、それが「希少な個性」になるのです。
「管理を買いましょう」
「修繕工事を実施して資産価値を高めましょう」
といった、今までのうたい文句は、あって当たり前。
5年後、10年後
購入者には通用しなくなっていくでしょう。
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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