管理会社と管理組合の利益相反を解消

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～センター紹介情報～　第13回

「管理会社と管理組合の利益相反を解消」

DeNA系列のスマート修繕（東京都渋谷区）は、

マンションなどの大規模修繕工事の一括見積サービス「スマート修繕」の

提供を始めました。

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https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/08/news092.html

マンションの管理組合は、スマート修繕を通じて

複数の工事会社に見積を依頼できます。

コストの低減だけでなく、

業界に渦巻く談合など不正行為問題に対応することを狙うとのこと。

同社の豊田社長は、

「管理会社と管理組合は利益相反の関係にある」と言います。

それは、豊田社長自身が管理組合の理事長となったとき、

感じた不信感だったそうです。

管理会社から不必要な工事の提案をされたり、

長期修繕計画の値上げを打診され、不必要な出費となりかけた。と

「背景には、業界に根強い談合やリベートなどの問題がある。管理会社は管理組合側が工事の実態がわからないことを背景に、過剰な工事を提案することがある。また、本来中立であるはずのコンサルタントも、特定の工事会社に発注してリベートをもらうという構図が常態化している。」

「談合やリベートにより、費用が2倍になることさえある。利益が業界内で山分けされている構造だ。」と豊田社長は言う。

この構造の打破を目指すのが「スマート修繕」というわけです。

・管理組合から要望を聞き、複数の工事会社に相見積りを依頼します。
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・出てきた見積を分析し、項目ごとの差分をまとめて管理組合に提出します。
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・契約書は重要条項をピックアップして、管理組合が判断しやすくするなど、管理組合側に立ったサービスになっています。

工事会社は独立系のみ

対応する工事会社は、独立系のみ、年商10億円以上の中堅を中心に30社を集めました。

全国展開し、タワーマンションも含め、どんなマンションでも対応できるようです。

管理組合側に立って公正中立であることを、改めて目指そうというサービスです。

収益モデルは、成約時に工事会社から受注額の数パーセントを受け取る仕組み。

もしも不正があったら、賠償を行うとし、定期的に社外取締役が入金額の監査を行うなど、安心感の醸成に努めています。

既存の業界内で、管理組合が安心できる環境が作れないと、

このように、「異なる業界から既存の構造を刷新する黒船が押し寄せてくる！」、かもしれません。

今後もこの業界で活躍をしたいのであれば、

管理組合から必要とされる会社に転換する必要があります！

転換しなければ、「夏草や  兵どもが夢の跡。。。」に！？

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