こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
「超高層の状況も追加に」
国土交通省は、2021年度にマンションの大規模修繕工事に関する実態調査を実施し、まもなく、5月中旬をめどに調査結果を公表するようです。
同調査は、管理組合による大規模修繕工事の適切な発注のために、工事や設計コンサルタント業務の実態を統計的に整理することを目的にしています。
前回の調査対象は設計コンサルタントだけでしたが、
今回は、施工を請け負った受注実績がある
施工業者を追加しています。
約200社から818件の「工事事例」を収集。
アンケート調査票を配布し、郵送やメールで回答を受付したとのこと。
今回から超高層マンションの状況も追加
調査内容は、戸数・工事金額、総工事金額に対する工事内容の割合、
工事の周期、設計コンサル業務の内容・期間など。
また、今回から「超高層マンションの大規模修繕工事の状況」も
追加しえ調べているようです。
前回の調査結果は、
2018年5月11日の公表でした。
「不適切コンサル」問題を踏まえ、
設計コンサル業者を対象に業務の内容や
業務量などを調べました。
大規模修繕工事の戸当り金額は、
工事階数1回目は、中央値が98万7,000円
2回目は、95万6,000円
3回目以上は、77万3,000円となっています。
※以上、これら情報は、マンション管理新聞4月25日・5月5日合併号に記載された内容を参考にしています。
今回は、4年ぶりの調査実施となり、その間の大規模修繕工事の実態に関する内容のため、どのような調査結果となるのか、注目したいと思います。
一方で、この4年間に発生した、「新型コロナウィルス感染症」や「ウクライナ侵攻」等で、様々なものの値上げも始まっています。
その他、「高齢化」や「人出不足」の進行も含め、業界は大きく様変わりしていくと思われます。
大規模修繕工事の推進には、十分な準備と確認が必要でしょう。
●引き続き、当センターも動向に注視していきます。
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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