こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
近い将来、都心及び近郊に住めなくなるかもしれない~
新築マンション販売価格だけでなく、マンションの家賃も上昇が続いています。
家賃の高い都内23区だけでなく、都下が全面積帯で上昇しています。
全面積帯ということは、
30㎡以下(シングル向き)
30~50㎡(カップル向き)
50~70㎡(ファミリー向き)
70㎡超(大型ファミリー向き)
と、あらゆる世帯が住む面積帯ということです。
今、住宅購入市場では、新築マンションの販売価格の上昇が続いており、
影響を受けて、中古マンションも価格が高値安定となっています。
「それならば、住宅購入は先送りして、賃貸マンションに住み続けよう。」と、
考えていた方には、厳しい状況になってきました。
詳細データは出ていないので、正確には言えませんが、
家賃上昇の中心は、新築アパートや新築マンションがメインだと予想します。
建築費の上昇は、分譲マンションだけでなく、賃貸マンションにも影響し、結果として家賃に転嫁せざるを得ない状況があるということです。
また、そもそも家賃が高い都内23区内に住んでいた人が、
「家賃の負担を少なくしたい」と、都下の物件へ移動するパターンが増加した影響もあるようです。(都下の不動産仲介業者より)
こうやって、
原材料の値上げや人手不足などから、
住宅購入も賃貸も、価格水準が高い状態が広がり、
都内や都下が住みづらくなり、都内・都下から都外へ移動していく動きが増えていくのかもしれません。
マンション管理業界にも、若干その兆しが。。。
某大手管理会社の話しでは、
「都心のマンション管理員の雇用は、郊外のマンションに比べ、難しくなっている。」とのこと。
●理由は、管理員のなりての問題です。
管理員候補の人達の多くは、都下または、近県(郊外)に住んでいる人です。
その人たちが、わざわざ時間をかけて、都心まで通勤するより、
自宅から近い、郊外のマンションを勤務先マンションとして
選ぶ傾向があるというのです。※他にも理由はあるでしょうが。
そうなると、都心マンションでは、
「管理員のお給料を郊外より高くしないと、管理員をみつけることができなくなってしまう。。。」と、嘆いていました。
管理員のお給料を高くすはということは、管理組合が支払う管理委託費にも影響する、ということです。
管理員の雇用事情だけでなく、
様々な要因が重なり、今後、都心のマンションの管理コストは、
今後値上がりする傾向があります。
※郊外も、値上がりする可能性はありますが、都心の値上がりのほうが、大きくなると思われます。(某大手管理会社)
それなら、どこに住む?
仮に、都心のマンションと、郊外のマンションの管理費や修繕積立金の額が、同じように上昇したとします。※上昇は少なからずあると思ってください。
そうなると、それ以外の月々の負担額を節約する家庭が多くなり、
物価の安い郊外のマンションへ、住み替えする可能性が出てくると思いませんか?
ましてや、テレワーク等で、都内に住むメリットは一部を除き段々薄まっています。
逆にいうと、
郊外のマンションLIFEは、これから注目されるかもしれません。
「比較的物価の安い郊外で、自分らしい暮らしを楽しむ生き方」が
キーワードになるかもしれませんよ~
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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