午後の休憩コラム「水害時の広域避難」

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こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。

午後の休憩コラムです~

土砂災害の被害

「水害時の広域避難」

春が終わり、夏から秋にかけて、

線状降水帯の記録的雨量による水害が予想されます。

もはや台風よりも、恐れられているかもしれません。

地球温暖化の影響と言われており、

今後毎年こういった水害の対策が必要になっています。

天気予報も対策が進み、

できるだけ早く詳細な予報を放送しています。

大地震と違い、このように事前にどれくらいの雨量なのか、どのあたりに降るのかが把握しやすいため、早い段階から避難所に移動するなど、水害対策を適正に行なえば、

少なくとも命の安全は確保できると言われています。

しかし、その「避難所」に疑問がありました。

・学校(避難所)だけでは、住宅地の住民は入りきらない

・その学校も水害地域内にあるため、水没してしまう可能性がある

※私は、その件について、数年前に役所に問い合わせました。「すでに問題視しており、その他の避難施設を探している。しかし、現状は代替案が何もない状況。」という回答でした。

こうなると、自力で避難するしかない。と思い、①車で高台に避難する、②早期に安全な宿泊施設を予約して宿泊する、など考えていたところです。

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あれから、数年が経過し、

先日、役所から資料が配布されてきました。

「広域避難所配置図」関係資料と、ありました。

以下、本資料から抜粋
「当地区は、首都圏でも、大きい河川の荒川が氾濫した時には、一部の高台を除き、ほとんどの地域が水没すると想定されます。その時には、地区内の避難所ではなく、○○エリアにある避難所にいち早く前もって非難する必要があります。・・・・続く」

・避難所の水没問題はクリアとなりました。

・避難所の容量の問題もほぼクリアとなりました。地区外の避難所の箇所数が増加されているため、避難者を受け入れる容量も何とかなりそうです。

これで、地区外の避難所に早めに避難すれば、建物や車などの被害はあれど、命は守れそうです。

このように、ニュースなどで「避難所に逃げて」と繰り返された、大雨対策も、具体的に自分のケースとして「確認」が必要です。

もしも、避難所に入りきれない、水没のリスクがある、となれば、違う方法を検討する必要があります。

マンションなど高層住居の場合は、

水害の被害を受ける可能性が高い低層階の居住者は、

上層階に避難できるようにするなど、対策案を管理組合で準備する必要があります。

「上層階の住民だけ安全」では片手落ちです!

以上

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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
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