「長期ビジョンの呼び水になるか!?」
高経年マンションの管理組合が、40~80年後を見据えた「長期ビジョン」を作る呼び水になるかもしれない。
主に、金融面での管理組合支援を検討する「マンションの価値向上に資する金融支援の実施協議会」(事務局・住宅金融支援機構)は、3月15日、2021年度の取り組み結果と今後の方向性をまとめた報告書を公表しました。
報告書によれば、2021年度は、管理組合が管理会社や施工業者と協同して大規模修繕工事を実施できるよう「大規模修繕の手引き」を作成しました。管理組合向け融資の「与信モデル」を構築しました。
2022年度は、新たに高経年マンションの長期的な資金計画のあり方に関する検討に取り組む方針です。
高経年マンションの管理組合が40~80年後を見据えた「長期ビジョン(長期マネジメント計画)」を検討・作成する時の資金計画についての基本的な考え方や手順を検討し、また現状の課題を協議会メンバーで共有するとのこと。
※マンション管理新聞記事から抜粋
ー ー ー ー ー ー ー
これから検討される施策ではありますが、
私は、大いに期待ができる話題だと思っています!
超長期の資金計画ができるようになれば、
「マンション長寿命化のその先に、必ずくる、建て替えor解体問題を含めた明確な長期ビジョン」を作ることができるからです。
現状は、長期ビジョンが白紙の管理組合がほとんどですが、
どんなにマンションの長寿命化を計っても、
いずれくる建て替えor解体問題は避けられません。
住宅金融支援機構が動き始めたことは
ほんの少し光が見えた、と言えるのではないでしょうか。
今後に期待したいと思います。
以上
午後発信の「休憩コラム」もご覧ください~♬
ーーーーーーーーーーーーーーー
渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
マンション管理組合のお悩みは気軽にご相談を!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ランキングに参加しています。下の「拍手する」をクリックしていただけると励みになります!
↓ ↓ ↓