「脱炭素」資産価値向上も!
全区画にEVコンセントを設置したマンションをご紹介します!
※情報元はマンション管理新聞社
マンションでも、自宅充電。神奈川県横浜市の「ティーエイチスクエア新子安」(築20年・24戸)管理組合は、電気自動車(EV)用の普通充電設備を導入し、2月9日から利用が可能となりました。
来客用を除いて13区画ある敷地内の平置き駐車場すべてに充電コンセントを設け、駐車場使用者全員が充電できるようにしたのがポイントです。
脱炭素、資産価値向上ー。そんな目標もかかげた管理組合ですが、最も重要視したのは利用の「公平性」でした。
まだまだ少ない設置マンション
国の補助制度の後押しもあり、既存でもEV充電設備を設置するマンションは増えていますが、複数設置するケースはまだ少ない状況です。全区画に設置する例はほとんどないといってよいでしょう。
導入費は約700万円。国の補助制度を利用し、概ね費用の半額が賄えたようです。
使用・支払いアプリで楽々
管理組合が設置した充電コンセントはユビ電(本社・東京)が提供するEV充電サービス「WeCharge」に対応しています。
同サービスでは、スマートフォンにダウンロードしたアプリに登録し、コンセントに設けられたQRコードをスキャンして充電を行います。
充電後の料金請求・精算や機器の管理など、導入の運営は同社が行ことになっています。利用者が支払う料金には、同社が得る「充電サービス料」が含まれます。
以上
マンションにおける様々な課題がある中で、このようにEV充電設備を採用する管理組合もあります。どの課題を最優先して検討するのかは、管理組合ごとに違います。
一方で、いずれ来る電気自動車社会に向けて、早い段階から検討を進めて行くことは必要ではないでしょうか。
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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