結局、大晦日までコラム更新してしまいましたーーー(笑)
no野球 noLIFE
私は、小・中・高・大と、野球に熱中しました。運よく高校の時に、春・夏連続甲子園に出場することができました。しかし、大学ではレベルの差が大きく、落ちこぼれてしまいました。留年もしてしまいました。
結構、この二つのできごとが、55才の今になっても、何度も夢に出てくるほど、トラウマになっているみたいです。。。
つらい思い出のあった大学時代にも、良かったことがあります。それは野球部で無二の友人がたくさんできたことです。
野球が上手なだけでなく、考え方、面白さ、人間の大きさ、信頼感などなど、野球の全国レベルクラスの人は、人間性もハイレベルなんだなーと驚きました。
その時の友人は私の人生で一番の宝物です。もちろん、小・中・高でできた仲間も同じです。私のベースは野球を通じてできた人間関係でできています。
不動産屋に!?
大学から社会人になるときに、どんな会社に入るのか、とても迷いました。法政大学の硬式野球部というブランドは、結構効果はありました。
大手生命保険・損害保険会社、大手証券会社、大手都市銀行でも入社することは、比較的可能な時代でした。
でも私は、お金をメインに扱うそれらの職種にアレルギーを感じていました。また、それらはあまりにも大きな会社で、そこで働く自分が想像もできず、不安すら感じました。
そんな中で、アルバイト先のビデオレンタル店の社長が、本業で不動産屋をしており、少しづつ興味を持ち始めました。
人間にかかわる大切な、衣・食・住の中でも、人生で一番大きな買い物である、住宅を扱う不動産屋になることで、お金儲けというよりも、不信感・不安感の強かった不動産屋のイメージを変えて、お客様が安心して相談できる不動産屋になりたい!と思いました。
そして、ここでも大手不動産会社ではなく、できるだけ小さくて堅実な会社を選び、新日鉄100%出資の子会社・日鉄ライフに入社しました。
法政つながり~
最初に配属されたのは、不動産仲介鑑定事業部・吉祥寺仲介センターでした。いわゆる路面店で、三井のリハウスなどのイメージです。吉祥寺は高校時代に通った街でもあり、とても安心して働くことができました。
そこで、一般のお客様の賃貸住宅の仲介や、戸建て・マンションの売買仲介のサポートをさせていただきました。
3年が過ぎたころ、本社法人仲介第二室に移動になり、運命の出会いが。。。法政一高~法政大学と同じ学校のOBのS部長が上司となったのです。
高校時代に通った吉祥寺仲介センターに続き、高校・大学の先輩の部下になるという運命には驚きました。
そのS部長には、営業のノウハウをいっぱいいっぱい教わりました。時には、兄や父のような包容力で私の相談にものっていただき、公私ともにとてもお世話になりました。
マンションデベロッパーの道
その後、開発事業部へ移動となり、マンションデベロッパーの業務に携わることになったのです。
最初の頃は、マンション建設反対ののぼりを掲げる近隣住民の方たちへ、当社のマンション建設についてご理解を得るための活動をメインに行ないました。
マンションに住みたいというお客様のために、マンション分譲事業を行う一方で、マンションが建つことで、その周辺に住んでいる家々に日影ができたり、眺望が悪くなったり、圧迫感を感じさせたりと、迷惑をかけている。。。
私は本当に世の中のためになる仕事をしているのだろうかと、とても悩みました。胃潰瘍や自律神経失調症にもなりました。。。
華々しいマンション分譲事業の裏で挫折の日々
体育会野球部のはずがメンタル弱いなーと思われるかもしれませんが、私はただ野球が好きな若者であっただけで、メンタルが強かったわけではありません(笑)
みんな野球部はメンタルが強いだろうというのは大きな誤解です(笑)
また、追い打ちをかけるように、マンション開発を続けていくうちに、私はマンション開発事業が、同じことの繰り返しのようでワクワク感が無くなってきてしまったのです。
マンション用地を取得し、設計企画~近隣対応~行政手続き~販売活動・建設工事~完成・お引渡し。と、マンションの立地や規模、形状は全く違うのですが、特別な何かをお客様に提供できていないような・・・何かワクワク感が無いというか。。。
今思うと、一般のお客様から、私の仕事が離れすぎてしまって、私が提供したかったお客様サービスができなかったことが原因だったようです。
新しい展望を持って転職!
いろいろ悩んだ結果、もっと地域密着で、お客様の近くで仕事ができるノエルという神奈川の不動産業者に転職しました。
この会社での仕事は、とても面白くワクワクがいっぱいの毎日でした。地域密着ができて、お客様との距離も近く、社会貢献の意識が強く持てました。
まさか!!!
ところが。。。ある日突然、会社が破産となり、社員は路頭に迷うことになってしまいました。いわゆる「リーマンショック」の影響をもろに受けてしまったのです!!!!
その後2年間、ゼロから出発しようと覚悟して、自分なりに社会勉強を経験しました。その後に、前職の住宅あんしん保証に入社しました。(2010年)
不動産業界に見切りをつけ
住宅あんしん保証は、国交省が住宅政策でつくった「瑕疵保険」を扱う会社6社のうちの1社でした。(現在は5社)私は、マンションの大規模修繕工事瑕疵保険の担当となりました。
ここで、前編終了です。 長くなり過ぎなので(笑) ~つづきは、来年(明日?)に持ち越しです~
それでは皆さん、来年も引き続きよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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