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超高速充電に対応できるのか!?(マンションEV充電設備)
現代自動車、EV充電5分200㌔!
2022年5月25日・日経新聞夕刊記事で、今月日本で発売された現代自動車の最新の電気自動車(EV)は、5分の充電で220㌔㍍走行できると、驚きのデータです。
低出力の充電器を使わなくてはならず、充電時間が長い日本製EVとは大違いとのこと。
現代自動車の「アイオニック5」は昨年、日本デビューする前に韓国、欧州、北米で発売されました。
この多目的スポーツ車(SUV)タイプの主力EVは出力350キロワットの急速充電に対応する。
子会社であるヒョンデモビリティジャパンは、「アイオニック5の充電は、エンジン車の給油に近い感覚」と。
アメリカ、ヨーロッパも!
米のテスラが開発したEVの急速充電は、15分の充電で275キロ㍍走行できます。(テスラ発表)
また、独ポルシェは、EV「タイカン」を投入しました。
ポルシェによると、タイカンは4分半の充電で100キロ㍍走行できる。
ポルシェと同じグループ会社の独アウディも2021年、出力270キロワットで充電できるEVを発表しました。
●超高速充電は、かつて高級車の特徴でした。
●今では価格が約500万円のアイオニック5など量販モデルに採用されつつあります。
ここ最近、サービス発表をしている、「日本のマンションEV充電設備」などは、これらの超高速充電に対応ができるのでしょうか??
今後、外国車を中心に超高速充電が進んだ場合、それに対応できる設備も必要となってきます。
また、超高速充電が可能になると、マンションでは、全ての駐車スペースに充電設備を設置する必要はなくなります。
「マンション敷地内の一部の場所で、コンパクトな設備で良い」となるかもしれません。
やはり、マンションなどでEV充電設備の導入を急いだ場合、
マンション管理組合は、今後開発されるであろう、様々なEV関連サービス・商品の対応に振り回され、想定外の出費や損失になりかねません。
あせらず、情勢をしっかり見極めてから、で十分間に合います。
以上
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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