「今の終末について思うこと」
昨日、叔父(母の実弟)のお見舞いに行ってきました。
叔父は、昨年11月に突然倒れ、入院してから意識が戻らない状態が続いていました。
病院のお見舞いは、コロナ禍で、家族以外ずっと不可でした。
また、家族であっても、お見舞い日時の制限が厳しく、叔母も思うようには、お見舞いできなかったそうです。
そんな中、病院から連絡があり、ここ数日で叔父の容態が悪化してきたので、私の母など、兄弟や親族のお見舞いも許可されたため、「わずか10分間だけのお見舞い」が実現しました。
母は、小さい頃から、叔父(弟)をとても可愛がって、仲の良い姉弟でした。
弟との久しぶりの再会と、その弟に死が近づいている悲しみで、母は涙を流しながら、弟の名前を呼び身体をさすり続けていました。
私も、日頃から叔父に対する母の愛情を知っていたので、涙が溢れ、とても切ない気持ちになりました。
でも、短い10分間はあっという間に終わり、また会えなくなってしまいました。。。
▮コロナウィルスは、感染した時の恐ろしさだけでなく、
感染していない人であっても、重症で病院に入院してから、亡くなるまでの間に、
入院した患者さんと家族や大切な人たちは、ほとんど会うことができなくなってしまう。
「とても異常な状態」を人類に突き付けてきたのです。
母と私たちは、昨年亡くなった叔母(母の実姉)の終末の時に続き、今回も「コロナウィルスの罪」を憎み恨みました。
「あんなに仲の良かった姉弟どおしだったのに、人生の最後に会うことができない。会えた時には、会話ができない状態だなんて…」
これから当面の間、私達人間は、
重症で病院に入院した場合、
「家族や親族、大切な人と、会えずに亡くなる覚悟」をしなければならないようです。
だからこそ、
今、家族や親族、大切な人と、
話せるうちに、会えるうちに、思う存分話しましょう!
会いましょう!
気持ちを伝えましょう!
「今この時」を大切にしましょう!
そして、「何とか健康を維持して、コロナ禍を乗り越えましょう!」
そのためには、一人だけで努力するのではなく、
家族や知人、隣近所、同じマンションの人達、その他みーんなで、協力して、助け合って、生きていきましょう!!
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
https://mass.liblo.jp/
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