こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。
「マンション管理は家庭の延長」
あたりまえですが、
家庭生活は、普通は、会社等からもらう、
お給料(収入)で賄っています。
収入から、毎月の出費を支払って、
マイナスにならないように、できれば貯金ができるように
やりくりしていますね。
会社員の場合は、
毎年大きく給料が増加することは望めないため、
家計の支出を減らすことが重要になります。
そのためには、
何にいくらお金を使っているのか、
毎月区分けします。
その中から、
①お金を使うのをやめることができない項目と、
②お金を使うのをやめる項目にわけます。
↓
①お金を使うのをやめることができない項目
各項目で、支払う金額を削減する方法がないか検討します。
・住居費:住宅ローンの繰り上げ返済や借換え
・自動車:普通車から軽自動車へ乗り換え
・保険の見直し
②お金を使うのをやめる項目
各項目を、どうやってやめるか検討します。
・外食:お昼のランチをやめ、お弁当にする。家族の外食の回数を減らし、家庭料理に切り替える
・自動車:自動車をやめ、レンタカー・カーシェアの利用、バイク、自転車に乗り換え
・通勤・通学:バス通勤をやめ、自転車通勤に変更する
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マンション管理は家庭の延長(1)
そんな中でも、マンションの管理費、修繕積立金は、必ず支払わなければならない項目、かつ、減らすことができない項目です。
つまり、家庭内で、とても重要な支出項目なのです。この意識をもって、自宅マンションの管理組合活動において、管理費や修繕積立金がどのように使われているか、もっと強い意識をもって確認するようにしませんか。
このように、マンションの管理運営は、家庭の延長線上にあり、とても重要なものなのです。
もし、管理運営が適正に行われず、管理費の値上げ、一時金の徴収となれば、自宅の家計に大きく響いてきます。
かといって、ネガティブに考えすぎず、管理費等を支払っている区分所有者として、もっと管理運営に積極的に関わってみてはいかがでしょう。
マンション管理は家庭の延長(2)
また一方で、管理組合は、区分所有者から集めた管理費や修繕積立金を、いかに適正に使って、管理運営するかが求められます。
上記の家庭と同じように、支出項目を区分けすること、区分けした項目を見て改善する方法を検討すること、が重要です。※つまり家庭と同じ、となります。
資金に余裕がある管理組合は除き、一般の管理組合の場合、ここの精査をしっかり行うことが重要です。
マンション共用部に関し、支出する項目の無駄を見つけ、改善することです。
・利用者が少ないのに、新築時にマンションデベロッパーが企画した、コンシェルジュサービス、過剰な共用施設。
・空きが多い、維持費の高い機械式駐車場
・管理内容や管理委託費の見直し
・管理会社にお任せにして、実施してきた大規模修繕工事
などなど
「自分のお金」が無駄に使われてしまう(T_T)
「場合によっては自己負担が増加」してしまう(T_T)
という意識をもって、何か改善できないのか。居住者の皆さんも参加して取り組むと、いい方向に進みます。
つまり、
マンション管理は「家庭の延長線上」なのです。
今一度、皆さんの大切な「自分のお金」について、
「家庭もマンション管理」も両方改善を進めて行きましょう!
休憩コラムといいつつ、長くなってしまいました。スミマセン
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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
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